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初心者必見!おしゃれな部屋を作るスタイリングの基本

部屋のスタイリングは、単に家具を並べるだけではありません。センス良く見える空間を作るためには、いくつかの基本ルールを押さえておくことが大切です。今回は、初心者でも取り入れやすい方法をご紹介します。
アンティークな本のページがハート型に折られ、隣には白い花と手紙が添えられている。ガラスのキャンドルが優しい灯りをともしており、落ち着いた雰囲気の空間が広がる。

1. テーマを決める

部屋全体のテーマやスタイルを決めることで、統一感のある空間を作りやすくなります。

  • ナチュラルスタイル: 木製家具やリネン素材を取り入れたリラックス感のある空間。
  • 北欧スタイル: シンプルで機能的なデザインに、優しい色合いを組み合わせる。
  • モダンスタイル: モノトーンやガラス素材を使ったクールな空間作り。

2. 色のバランスを整える

「3色ルール」を意識し、ベースカラー(70%)、アクセントカラー(20%)、ポイントカラー(10%)で配色を整えると統一感が出ます。
あくまでこの分量は目安で作っていきます。

3. 家具配置のポイント

家具の配置次第で、部屋の広さや居心地が大きく変わります。ポイントは以下の3つ。

動線を意識する
 → 生活しやすいように、人が通るスペース(60〜90cm)を確保する。

高さのバランスを考える
 → 低めの家具を選ぶと開放感が生まれる。壁際に背の高い収納を配置するとスッキリ。

フォーカルポイントを作る
 → テレビやアート、観葉植物など視線が集まる場所を作るとメリハリが生まれる

  • ソファは壁沿いに置くと広く見える。
  • テーブルや収納は使いやすい高さを選ぶ。
  • 部屋の中心にスペースを残して開放感を演出

4. 照明で雰囲気を演出

主照明、間接照明、アクセントライトの3種類を組み合わせると、部屋の印象がぐっとおしゃれになります。

おしゃれな部屋には、照明の工夫が欠かせません。

基本の照明3パターン
①メイン照明(シーリングライト) → 部屋全体を明るくする
②間接照明(フロアライト・テーブルランプ) → 柔らかい光でくつろぎ空間を演出
③ポイント照明(スポットライト・ペンダントライト) → 壁やアートを照らしてアクセントに

シーンに合わせて明るさを調整すると、より居心地の良い空間になります。

5. 小物とテキスタイルで個性をプラス

クッションやラグ、カーテンを季節ごとに変えることで、新鮮な雰囲気を演出できます。

5. 小物とテキスタイルで個性をプラス|簡単におしゃれ度UP!

部屋の印象を大きく左右するのが、クッション・ラグ・カーテンなどのテキスタイル
トレンドのカラーや柄を取り入れると、一気に洗練された印象になります。

  • クッションカバーやラグで季節感を出す
  • ファブリックパネルや壁掛けアートでアクセントをつける
  • 観葉植物を取り入れてナチュラルな雰囲気に

6. 収納を工夫する

見せる収納と隠す収納を使い分けて、すっきりとした空間を維持しましょう。
おしゃれな部屋をキープするには、収納の工夫が大切。

見せる収納(オープン棚・ワゴン)
 → お気に入りのアイテムを飾る感覚で収納し、デザインの一部に。

隠す収納(ボックス・引き出し)
 → 生活感が出やすいものは、カゴやボックスにまとめてスッキリ。

使う場所の近くに収納を作る」と、片付けやすく快適な空間が保てます

7. 季節感を取り入れる

  • 春: フラワーベースやパステルカラーのクッション。
  • 夏: ガラス素材の小物やブルー系アイテム。
  • 秋: ウッド素材や暖色系のアイテム。
  • 冬: フェイクファーやキャンドルを使って温かさを演出。

8. 余白を意識する

家具や小物を詰め込みすぎず、適度なスペースを残すことで洗練された印象になります。
インテリア初心者がやりがちなのが、「飾りすぎてごちゃごちゃする」こと。
おしゃれな空間にするには、「余白(空間の余裕)」を意識しましょう。

  • 壁や床に空間を作る → 物を置きすぎず、抜け感を意識
  • 家具の間隔を適度に空ける → スペースがあると、洗練された印象に

少し余白を作ることで、より一層おしゃれな空間になります。

まとめ

おしゃれな部屋を作るには、基本のスタイリングを押さえることが大切です。テーマを決め、色や配置、照明に工夫を凝らしながら、自分の個性を反映させることで、初心者でも簡単に理想の空間を作ることができます。ぜひ今回のポイントを参考に、素敵な部屋作りを楽しんでください!

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